京セラの創業者
稲盛和夫って名前を知っている人はどれくらい居るんでしょうか。
創業者で有名な人って色々いますよね。
例えば、HONDAの本田宗一郎とか松下電器の松下幸之助とか。
そんな創業者の中で、稲盛和夫のすごい所は技術と経営を一人で担っていたって事だと思います。
言葉にすれば「へーそうなんだ」だけで終わってしまいそうだけど。
そんな稲森和夫が書いた本はたくさんあるんだけど、特に経営とか会計の部分で書いている本が
稲盛和夫の実学―経営と会計です。
この本では、会計の大切さを稲盛和夫の切り口で書いています。
例えば、一対一の原則といって、お金の出入りがあったらその時点で帳簿に書きましょうとか。
それで、その中で特に自分が目から鱗だったのが、
減価償却の話です。
減価償却って言葉を知らない人もいるかもしれないのでちょっと説明。
企業とかが、お金を支払って物を仕入れたりすると、その支払った金額を売上に対する費用にしますよね。
その支払って仕入れた物、例えば車とか機械とかで、ある一定以上の金額の物は、支払った金額を全額一度にはその年の費用にできないんですね。
ある程度の金額以上の物は、何年か使うだろうって考えからそうなるんですね。
実際に、トラックを買って1年以内で買い換える企業は少ないですよね。
それでも、どれだけの年数を使うかっていうのは、それぞれの企業とかで違うからまとまり悪くなりますよね。
だから、例えば税法なんかでトラックは何年、乗用車は何年なんて
耐用年数(償却の年数)を決めるんです。
それで支払った金額を、その耐用年数で割って1年あたりの経費を割り出すのが減価償却っていうんですね。
ちょっと分かりにくい説明になったかな・・・
詳しく知りたかったらコメントください。説明します。
それで、何が目から鱗だったかというと、大蔵省(現財務省)が決めた耐用年数を、そのまま使うのは?と言っているところなんです。
有税償却っていうんですけど、法律で決められた耐用年数以下で償却費を計算すると、税金の計算上で費用にできないんですね。
例えば、ある50万円する機械の法定耐用年数が4年だとすると、50万円/4年=1年あたりの経費は12万5千円って事になります。
それを、うちで使っている機会は2年で買い換えてるんだって事で、4年ではなく2年で計算すると、1年あたりの経費は50万円/2年=25万円って事になりますよね。
だけど、法律で4年って決められているから、25万円ー12万5千円=12万5千円は税金を計算する上で経費にならないって事なんです。
それでも、京セラでは2年で買い換えている機械を、4年で償却費の計算をするなんて企業実態から見ておかしいって事で有税償却してるみたいです。
普通に考えると、余分な税金は払いたくないって思いますよね。
そこを、余分に税金払ってでも正しい経理をしなければってのが稲盛和夫のすごい所だと思うんですね。
まあ、ある程度余裕のある企業だからできる事かもしれないですけどね。
この本を読むまでの自分は、決められた耐用年数以外で償却計算するって考えが一切なかったんです。
税法よりも、正しい企業実態に重きを置く、そんな稲盛和夫の考えが目から鱗でした。
この本は、専門的な言葉も出てくるので少し難しい所があるかもしれません。
だけど、企業の考え方とかで、ためになる部分はすごく多いと思います。
社会人の人はもちろんだけど、
学生の人に一度読んでもらいたいなって思います。
この記事に対するコメント
主人と同じ郷里&大学だからでもありますが、稲盛氏が新聞にコマムを寄せられとても印象深かったので記事を切り抜いてとってあります。
こんなことが書かれていました。
「田舎育ちで平均以下であった私が、大きな仕事ができるようになったのは、世の中のためを思って誰にも負けない努力をしたからです。 人生には思い悩むことや苦行が沢山ありますが、心の持ち方ひとつで楽園になります」
黄色くなった新聞の切り抜きを今でも時々、読み返すことがあります。
一年以上前の自分のブログを見て、今、赤面しております。
今もたいして変わりませんが、何て支離滅裂な文なんでしょ(恥)
は、恥ずかしい・・・削除してもいいですか?(笑)
稲盛さんの本は、多分、全部読んでると思います。
学校の講義で色々と話が出たってのもありますが、やはり、企業人としてのモノの見方、切り口等が並でないというか、すごいというか。
↑の言葉はちょっと哲学的なんですが、黄色くなるまでとってあるとは、相当てこうさぎさんにとって、印象的な話だったんですね。
でもそれ、分かる気がします。
自分も、印象的な文のところに赤線引いてあるのを、いくつか思い出せます。
本なので、切り抜くのはできませんが(笑)
>世の中のためを思って誰にも負けない努力
>心の持ち方ひとつで楽園になります
なんか、分かっているようで分かっていない事です・・・自分にとって。
いい言葉をありがとうございました。